【レート設定】

Cladiaは多通貨対応システムです。
通貨とレートを設定することで、原価計算や会計管理メニューの利益計算等で、基本通貨に換算された金額を確認することができます。

【通貨の登録】

『基本データ』→『カテゴリーコード設定』→『通貨』のメニューから通貨を入力します。
『新規』ボタンを押して、通貨コードを入力してください。
※表示言語毎に名称を変える事もできます。ここでは便宜性の為、全ての表示言語で同じ通貨コードを入力しています。

【基本通貨の登録】

『基本データ』→『事業所マスター』から、対象の事業所の明細画面を開き、赤枠の『通貨』の部分に、先ほど登録した通貨コードの中から、この事業所で使う基本となる通貨を選択し保存してください。

原価計算では、外貨で仕入れた品目、外貨で販売した品目などを、登録した為替レートに換算して、基本通貨で表示します。

【為替レートの設定】

『基本データ』→『レート設定』から、『新規』ボタンを押して為替レートを設定します。

1.基本通貨:原則、事業所マスターで設定した「基本通貨」を選択してください。
 ※基本通貨と換算通貨を逆に入力しても問題ありません。但し、どちらか一方は必ず事業所マスターで設定した「基本通貨」である必要があります。
2.換算通貨:通貨の登録で登録した通貨を選択します。
3.レート:基本通貨に対する換算通貨の為替レートを入力します。
4.有効日:システム上でこの為替レートをいつから利用開始するか、その日付を入力します。

【有効日の概念】

例えば、上記の状態では、RMBとJPYのレートが2種類登録してあります。

この場合で例えると、2015年5月1日〜2018年6月30日までの為替レートは、「RMB 1 = JPY 20.0」となり、2018年7月1日から、「RMB 1 = JPY 16.7」のレートを採用するという事になります。

※通貨の登録は、何通りでも登録できます。

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